商業デザイナーのお仕事

ひとつの案件を持ったとき、 商業デザイナーは何を考えるのか。 右脳的な、アーティスティックなことが大半だと思いますか?違います。 食い気味に言いますが、違います。 では何を考えるのか。 個人的な意見ですが、大きく分けると、情報整理が7割、デザインは3割位です。 その3割の中でもレイアウトで2割以上は使います。 なのでデザイナーとしての技量を発揮できるのは1割程度なのです。 まあ、レイアウトも空間認識というか右脳側の作用かもしれませんが レイアウトって視覚的情報整理かなと思います。 このデザインの割合を4割、5割と増やしてしまうと 同僚の営業さんやクライアントの不評を買います。 新人の頃に陥りやすい勘違いです。 なんや、ほんならデザイナーの仕事って粗方俺にでもできそうやん! と思ったあなた! そうその通りなのです。 粗方仕上がるのです。レイアウトは手書きでもできます。 これにスケジュールとお金の管理ができればディレクターやアートディレクターとなれるのです。 逆に言えば、ここまでをできない人はディレクターではありません。 あとはイラレやフォトショを駆使する1割の部分の問題。 この1割の背景には、日頃どれだけアートに敏感か、いいデザインを目にしているか 長年の経験や、もちろんセンスもいります。ここのあたりはデザイナーごとの意見があるところ。 この1割を駆使するところに商業デザイナーとしての妙があるのだと信じています。

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