IDEI

みんな大好き家紋。

…そんなことはないかと思いますが、

日本では古くから様々なものに独自のデザインを施してきました。

 

その中の一つに家紋があります。

 

1280px-丸に梅鉢

 

古くは平安時代から使われている家紋ですが、公家や武家が各家固有の目印として牛車や武具に使用してきました。

目的は各家の識別ですので、遠くからでも判断できるようシンプルでわかりやすく独自の文様が好まれました。

各家で試行錯誤を繰り返し、現在に脈々と受け継がれ残る家紋の文様は芸術の域に達しています。

 

688px-Japanese_Crest_mitumori_Kikkou_ni_Hanabishi.svg

 

この土壌が世界を代表するピクトグラムを生み出し、様々な分野のデザインに影響を与えていることは

いうまでもありません。

企業や商品のPRに関わるデザインもやはり、家紋のデザインに通じるものがあります。

 

・他との区別化

・伝えたいことをわかりやすく伝える

・遠くからでも識別できる

・Simple is best!

・長く愛される

 

などなど。もっといっぱいありそうですが。。

最近のPRツールは、企業も商品も無数にあることに起因していると思いますが

他と区別化するために、またクレームが入らないようにとデザイン面に掲載する情報量を多くしてしまい

何を一番に伝えたいのかがよくわからないデザインが増えていると思います。

情報過多にして他と区別化する手法で売り出したものもありましたが、

シンプルで均整のとれたデザインの方がやはり綺麗でわかりやすく伝わりやすいでしょう。

 

情報を選別する側もデザインする側も、中々シンプルに情報を削ぎ落とす勇気が出ないものですが、

案件に携わるたびにこの家紋を思い出し、デザインの重要性を追求したいと思います。

 

 

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